March 24, 2012

交通の要衝は大きな街だという当たり前のこと。

縦横1mくらいの大きな南部アフリカの地図を見ているんですけどね。

血管のように道路が走ってて、その中でも特に重要な幹線道路は赤線で描いてある。南部アフリカを覆う赤い網みたいに見えます。そして、ところどころに網目の結節点がある。いくつかの幹線道路が集まる点。そこはたいてい大きな街です。

ひとつの点(街)に何本の赤線(幹線道路)が集まっているか数えてみた。

赤線が5本集まっているところ。
*ヨハネスバーグ・プレトリア(南アフリカ首都圏)
*ナイロビ(ケニア首都)
*ハラレ(ジンバブエ首都)

赤線4本。
*ウィンドフック(ナミビア首都)
*ハボロネ(ボツワナ首都)
*ルサカ(ザンビア首都)

赤線3本。
*キンシャサ・ブラザビル(それぞれコンゴ民とコンゴ共の首都。河を挟んで隣接。)
*キガリ(ルワンダ首都)
*カンパラ(ウガンダ首都)
*ブジュンブラ(ブルンジ首都)
*ダルエスサラーム(正確には赤線2本+国際港。タンザニア首都)

南アフリカには首都圏以外にも赤線が集まる点(ケープタウンとか)が複数ある。

南部アフリカの地理感覚がない方々にはピンとこない話で恐縮ですけど、赤線がたくさん集まるところ、要は「交通の要衝」が首都になってるところが多くて、しかも集まる赤線の数がより多いところが、より格上の街になっているように見えます。

道路が集まるから街が栄えるのか、街が栄えるから道路が集まるのか、まあどちらもあるんでしょうけど、道路網というインフラが経済発展には重要なんだなあと改めて気づきます。

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